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アーティストプロフィール
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古井由吉(ふるいよしきち)
小説家
1937年(昭和12年)11月19日、東京都荏原区平塚(現・品川区旗の台)に生まれる。
1945年5月24日、未明の山の手大空襲により罹災、父母の郷里岐阜県で終戦を迎える。1953年港区立高松中学校を卒業、独協高校を経て都立日比谷高校に入学。1956年東京大学文科二類に入学。1960年、東京大学ドイツ文学科を卒業、卒論はカフカ。1962年同大学大学院修士課程を修了、修士論文はヘルマン・ブロッホ。
4月助手として金沢大学に赴任。1965年立教大学に転任。ブロッホ、ムージル等の翻訳を刊行。
1968年1月処女作「木曜日に」を同人誌「白描」に発表。1970年6月第一作品集『円陣を組む女たち』、7月『男たちの円居』を刊行。この年、大学を退職。阿部昭、黒井千次、後藤明生らを知る。
1971年1月、「杳子」により第64回芥川賞を受賞、同月、河出書房新社より『杳子・妻隠』、〈新鋭作家叢書〉『古井由吉集』を刊行。筆一本の生活に入る。
1977年9月、後藤明生、坂上弘、高井有一と同人誌「文体」を創刊。1980年『栖』で日本文学大賞を、1983年『槿』で谷崎潤一郎賞を、1987年「中山坂」(『眉雨』所収)で川端康成文学賞を、1990年『仮往生伝試文』で読売文学賞を、1997年『白髪の唄』で毎日芸術賞を受賞した。
その他の作品に『山躁賦』『野川』『辻』『白暗淵』『やすらい花』『蜩の声』などがある。
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
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古井由吉・福田和也「古井由吉作品の読み方」 |
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