Archive for 3月, 2010

釈徹宗師に訊く、日本的宗教観と現代社会の諸相

声と語りのダウンロードサイト・ラジオデイズで新シリーズが始まりました。

『釈 徹宗の、たぶん月刊「仏教噺」』

拙僧が恥ずかしながら聴き手をつとめております。

「あなたの宗教は?」と問われたとき、「無宗教」と答える、現代の日本人はその傾向が特に強いように思われます。しかしながら、スピリチュアルや占いなど、自己を超越する何かを信じたり依存する人々もまた、たいへん多いようです。 お正月は神社仏閣に初詣をし、春には天神様に合格を願い、お彼岸には墓参りを、田植えの時季には豊作を祈願し、夏には盆踊りを楽しみ祖先を迎え、秋には収穫に感謝の秋祭り、ハロウィンやクリスマスまで祝います。どうみても信仰心の厚い国民性?だと思いませんか?

現代社会の状況をみれば、人々はオフィシャルな場で信仰心や宗教観などに全く触れることなく過ごしています。その矛盾が、誰もが心にすきま風を感じ、心を病む人が増え続けるという状況を生んでいる、一つの原因ではないかと思います。 当然、心理学や医学、社会学の世界はもちろん、経済や政治の世界などでも、心の健康の問題に取り組まざるを得なくなっていますが、いまだ効果的な解決策を見いだせないでいます。

しかし、人類の誕生以来、この問題と向き合ってきた叡智があります。それは素朴な信仰や発展した宗教です。現代人にとっての不幸は、まさにこの信仰や宗教と距離を置いた合理的な精神を重んじる近代化とともに深まり、もはや耐え難い状況に追い込まれているということなのではないでしょうか?

今回が創刊号となる、釈 徹宗のたぶん月刊 「仏教噺」では、特定の宗教や宗派に囚われず、わたしたち日本人が伝統的に培ってきた大らかでやさしい、信仰心や宗教観について、比較宗教や宗教思想がご専門の兵庫大学生涯福祉学部教授で、浄土真宗本願寺派・如来寺住職の釈 徹宗さんに、お話しを伺っていきたいと思います。 *今回は、『ゼロからの宗教の授業』(釈 徹宗・著 東京書籍・発行)を底本として、お話しを進めていただきました。

『釈 徹宗の、たぶん月刊「仏教噺」創刊号(全巻セット)』はこちら
【試聴、購入はこちら】http://www.radiodays.jp/item_set/show/323

釈徹宗師は、ラジオ番組「ラジオの街で逢いましょう」にも出演されています。

【詳しくはこちら】http://www.radiodays.jp/item/show/200342

では、また!

 

華麗なるしだれ桜や輝けり  博琳乎

東京 駒込 六義園のしだれ桜が七分咲き。彼岸桜系ということで染井吉野よりちょっとお先に華麗な姿を見せています。

しだれ桜 七分咲き

しだれ桜 七分咲き

桜の下に諸人集い

桜の下に諸人集い

 

桜咲く

気象庁、東京の染井吉野の開花宣言!

東京西郊にある小金井公園の桜もほんの少しだけ咲き初めています。

咲き初めの染井吉野

咲き初めの染井吉野

咲き初めの染井吉野

咲き初めの染井吉野

寒緋桜は満開!陽光という品種の桜も満開です。

満開の寒緋桜

満開の寒緋桜

その名も陽光

その名も陽光

 

古今亭菊之丞登場!オリンパスモビープレゼンツ・第7回フジテレビ目玉名人会

如月の落語会から

ラジオデイズ如月の落語会は「オリンパスモビープレゼンツ・第7回フジテレビ目玉名人会。フジテレビとの共催による初めての試みに、お台場の同社マルチシアターには熱心な落語ファンが大集合!満員御礼の大入り袋がお客様も含め全員に配られました。

本日の主役は、古今亭菊之丞師匠。若手ながら艶っぽさに磨きがかかってきた落語界の有望株。ゲストは、三味線漫談の三遊亭小円歌姉さん。艶っぽさとメリハリの利いた芸が同居する江戸前が楽しみです。

開口一番は、入船亭扇辰門下の辰じんさん。ネタは「狸札」。扇辰師匠譲りの本寸法の芸で、やや緊張気味の客席を和ませてくれました

たっぷり、じっくり落語を楽しむのが、目玉名人会のテーマ。フジポッドお台場寄席のナビゲーターご存知塚越アナと美しい高木広子アナのご挨拶、客席は期待ではち切れそう。

初っぱなから真打ち登場・菊之丞師匠。オリンピックの実況中継からヒントを得たマクラ(?お楽しみ)をふった後、ネタは「浮世床」。床屋に巣くう町内の若い衆たちを見事に演じ分けて笑いをとりました。

続いて三遊亭小円歌姉さんが登場、粋な声と三味線でお客を魅了した後、今は亡き昭和の名人たちの出囃子を披露して、落語ファンには何とも嬉しいコンテンツが録れましたよ。

さて、目玉名人会もう一つのお楽しみは、落語家の芸談が聴ける鼎談コーナー。塚越アナの絶妙な質問に、菊之丞師匠も乗せられて他では聴けない?話に花が咲きました。

仲入りの後、菊之丞師匠が再登場。古今亭のお家芸、志ん橋師匠から受け継いだ「井戸の茶碗」でトリをつとめます。人情噺の代表格とも言えるこの噺、ともすれば肩に力が入りお涙頂戴となるところ、菊之丞師匠は軽やかに演じてほろりと涙、爽やかな後味を残してくれました。満場の大拍手、家路につくお客様たちには大満足の笑顔が溢れておりました。

いやー、古典落語って、いいですねえ。