新作落語

母のアンカ

価格：￥733

収録時間 :: 34:31
データ形式 :: MP3
データ容量 :: 31.6MB

提供元 :: 株式会社ラジオカフェ
リリース日 :: 07年11月2日
カテゴリ :: 新作落語

笑いと涙の歌之介ワールド　（落語随談付き）

【あらすじ】
最近一番口が肥えているのはホームレスの人たちです。お風呂上がりの奥さんの後ろ姿はムーミンが黙祷しているようだった。沖縄の人はなぜ長寿か。笑っているから。笑いはなぜ大切か。肛門が締まるから。ボストンマラソンでは心臓破りの丘を上がったところに養豚場がある。……脈絡なく縦横無尽にギャグを連発、会場は爆笑の渦に。ハチャメチャなまま突っ走るのかと思いきや、仕事で行った高野山の宿坊のふとんの中に湯たんぽが入っていたエピソードから、噺は一転して師匠の子供時代の思い出話、そして師匠のお子さんの話に。

【聴きどころ】
まるで全編マクラのような噺です。「カラダは不思議です……」。男に乳首は必要か、もしも自分の身体に労働組合ができたら一番不平を言うのはどの部分か…などと畳みかけるような口調で破天荒なギャグで笑わせたあとに続くお母さんの思い出話は、胸にしみるようです。

【もうひと言】
爆笑したあとには、もの哀しい部分もあるけど、けっして暗くはない。一度聴いたら忘れない歌之介ワールドです。

［収録：2007年9月14日　コア石響（東京・四谷）］

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プロフィール

三遊亭歌之介

落語家

1959年生まれ、鹿児島県出身。中学2年の時大阪に移る。1978年、高校卒業後に上京し、三遊亭円歌に入門、歌吾を名乗る。82年二ツ目昇進し、きん歌と改名。87年、18人抜きで真打ちに昇進し、歌之介と改名。下積み時代に始めた「鹿児島弁落語」が口コミで広がり、江戸弁と鹿児島弁の両方で高座をつとめる。一度聴いたら忘れない独特の語り口と鋭い人間観察力を生かし、爆笑王の名をほしいままにする新作落語の旗手。1991年、国立演芸場花形演芸大賞金賞受賞。映画『ひっとべ』『北辰斜にさすところ』にも出演している。

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