古典落語
代り目
価格:¥733
女房殿、心の中で本当は……(落語随談付き)
【あらすじ】
いい心持ちに酔っぱらって帰ってきた男。自分の家の前から俥(人力車)に乗ったりして、遅くまで待っている女房はあきれています。女房は早く寝るように勧めるのですが、亭主は「寝る前にもう一杯飲みたい」と駄々をこねます。仕方なく女房がお酌をすると、今度は肴が欲しいと言い出します。「なんかあんだろ?」「なんにもないんだよ」と女房が気を利かせて、夜明かしのおでん屋に出かけると、残された亭主は「口じゃあいろいろ言うけど、本当は心の中じゃ手を合わせて拝んでるんだ。おかみさん、いつも面倒見てくれてすみません。おまえさんがいないと生きて行かれません!」と言ってふと顔を上げると…。
【聴きどころ】
寄席の高座でもよくかかる定番噺です。日常生活のスケッチといった風情の噺で派手さはありませんが、細やかな演技力が要求されます。菊之丞師匠演じる陽気な酔っぱらいは微笑ましく、やさしく亭主をいさめる女房は師匠お得意のキャラクターです。
【もうひとこと】
この噺には先があります。女房がおでんを買いに出たあとに、亭主がうどん屋を呼びとめてうどんは食べずに自前の酒をうどん屋の湯でお燗をつけさせます。帰ってきた女房がそれを知ってうどん屋を気の毒に思い、うどん屋を呼びます。通りがかりの人が「おい、あそこの家で呼んでるぜ」といわれたうどん屋「あそこには行かれません」「どうして」「いま行ったら(お銚子の)代り目だから」というのが本来のオチなのですが、今回のところで切ることが多いようです。
[収録:2008年5月17日 石響(東京・四谷)]
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プロフィール
古今亭菊之丞
落語家
1972年生まれ、東京都渋谷区西原出身。中学の先生の影響で落語に開眼し、中学高校の6年間、寄席へ通い詰める。1991年、古今亭円菊に入門。前座名「菊之丞」。94年、二ツ目昇進。2003年、真打昇進。1998年、北とぴあ若手落語家競演会北とぴあ大賞受賞、2001年、市川市民文化賞奨励賞、2002年NHK新人演芸大賞 落語部門大賞を受賞。得意ネタは「幾代餅」「素人鰻」「酢豆腐」「愛宕山」「たちきり」など。趣味はカラオケ(懐メロ)、芝居鑑賞、日本舞踊(坂東流)。本名は小川亮太郎。出囃子は「元禄花見踊り」。
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このアーティストの作品(全6件)
| 試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 | 
|---|---|---|---|
浮世床  | 
                古今亭菊之丞 | ¥733 | |
井戸の茶碗  | 
                古今亭菊之丞 | ¥733 | |
酢豆腐  | 
                古今亭菊之丞 | ¥733 | |
代り目  | 
                古今亭菊之丞 | ¥733 | |
幾代餅  | 
                古今亭菊之丞 | ¥733 | 
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