ホストが村に来た

価格：￥550

収録時間 :: 32:18
データ形式 :: MP3
データ容量 :: 29.5MB

提供元 :: 株式会社ラジオカフェ
リリース日 :: 10年2月5日
カテゴリ :: 新作落語

ホストが村おこし！

【あらすじ】
東北の農村の若者、利吉と万蔵がホストを捜しに上京しました。村の嫁不足の打開策として、ホストを村に呼んで若い女性を引きつけようというのです。報酬はそんなに払えないのですが、利吉たちは、新宿で流行っていなさそうなホストクラブ「ロミオ」を見つけ、店長に頼み込みます。店長の翼とスタッフ一同は村に乗り込みましたが、村人はホストを歓迎してくれるわけでもなく、隠れてしまいます。貧乏くさい村に怒った店長は、温室のキュウリを引っこ抜いてしまいました。ところがそのキュウリの抜かれた跡を見た利吉たちは驚きます。

【聞きどころ】
東北の素朴な村になぜかいらだつホストクラブ店長の翼くん。じつは彼も農家の出身で、農家の苦労は痛いほど知っているのです。彼らをののしりながらも、結局は協力してしまう翼くんなのでした。ぬう生さんのビミョーに変なキャラクターによる、東北なまりとイマドキの都会のホストの言葉の対比も面白くて笑いを誘います。現在主流のギャグ連発とは違った、不思議な雰囲気を持った新作です。

【もうひとこと】
黒澤明監督の「七人の侍」を参考にしたとのことですが、店長の翼の言動は、映画の中のある登場人物を彷彿とさせます。場面転換などにも映画的なセンスを感じさせます。

［収録：2009年12月15日　お江戸日本橋亭（東京・三越前）］　

《携帯電話・スマートフォン（iPhone、Xperia等）、通信機能内蔵タブレット（iPad、GALAPAGOS等）、通信機能内蔵音楽プレーヤー（iPodTouch等）等へは「ダウンロード及び保存」はできません。お手数ですがパソコンでダウンロード後、お手持ちのデバイスへ同期頂き、お楽しみください。》

まだレビューはありません

投稿する

プロフィール

三遊亭彩大（ぬう生改メ）

落語家

1971年、埼玉県さいたま市（旧大宮市）出身。落語協会所属。埼玉大学卒業後、会社勤務、プログラマーなど何度かの転職を経て、2001年3月、三遊亭圓丈に入門し、前座名「三遊亭かぬう」となる。初高座はプーク人形劇場にて、自作の『自称宇宙人がお金を借りに来る』。04年、二つ目に昇進し、師匠圓丈の前名三遊亭ぬう生に改名。06年3月、古今亭錦之輔・春風亭栄助・林家きく麿・三遊亭天どん・立川らくBとともに新作落語の会「せめ達磨」を旗揚げ。
2015年3月21日真打昇進「彩大」と改名。
趣味は映画・DVD鑑賞、読書、バイクでの散策。出囃子は『ダンス』。