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ラジオの街で逢いましょう

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ラジオ番組「ラジオの街で逢いましょう」

第220回 「カナリア」の役割

放送回 :
第220回
放送日時 :
11年6月19日放送分
出演者名 :

平川克美/文筆家 隣町珈琲店主 ラジオデイズ・プロデューサー, 山口啓介/美術家

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※ご視聴の際は、放送が聞こえてくるまで、1分ほどお時間がかかる可能性があることをご了承ください。

ゲスト     山口啓介
パーソナリティ 平川克美( @hirakawamaru
アシスタント  浜菜みやこ( @hamamii


社会的な主題からインスパイアされた作品を発表し続ける山口さん。
今回の原発事故以前から、原爆、原子力やプルトニウム、劣化ウラン弾に疑問を持ち、モチーフに取り入れてきました。最近は、関西の田園地帯にアトリエを構え、東京との往復生活を営まれています。緑に囲まれた生活の中で始まったのが、音楽用カセットケースに植物をセットした「カセットプラント」。発想のもとは『ジェラシックパーク』の冒頭、恐竜の首にとまった蚊。
また、山口さんは現在、以前番組に登場くださった画家の岡本信治郎さんや伊坂義夫さんとともに、《地球★爆》共作絵画プロジェクト(アースアタック)という巨大な共同作品を制作中。ひとりで自己表現するのが基本の画家が共同作業をするのは前代未聞、至難の業。それを乗り越えるために、とことん話し合った制作秘話もお話しくださいます。


同日プラス1(http://www.radiodays.jp/item/show/200764)として収録した部分では、3.11以降、山口さんがしてきたこと・考えたことをお聞きしました。あの日以来、欠かさずノートにネットやラジオから流れる情報を書き連ねてこられました。自分のからだを使うことで情報がからだに入り、隠れていたものが見えてきた、と山口さん。今まで獏とした不安によって描いてきた作品が預言に変わってしまったことで、芸術家はガスを感知する「カナリア」の役割を負っていると強く感じています。岐路にある今、芸術家の役割・文化の使命について、また構築すべき思想について、平川店主とともに語ります。


「ラジオの街で逢いましょう プラス1」はUst配信も行いました。その時の一部は、こちらよりご覧いただけます。Video streaming by Ustream

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