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アーティストプロフィール
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大手拓次(おおてたくじ)
詩人
1887年、群馬県磯辺温泉に生まれ、1912年、早稲田大学英文科卒業。在学中からボードレールなどフランス象徴派の詩人に傾倒。北原白秋主催の『朱欒(ザンボア)』『地上巡礼』『ARS』などに詩を発表し、萩原朔太郎、室生犀星とともに「白秋旗下の三羽烏」と称されたが、極端な人見知りで詩壇との交友はほとんどなかった。29歳でライオン歯磨本舗広告部に入社し、昼は薄給のサラリーマン生活、夜は独り下宿で詩作に打ち込み耽美、幻想、怪異の世界に遊んだ。その詩作は「妖異嗜好と少女思慕」(正津勉)の二つのフェティッシュを奉じ、完成された口語詩の音楽的な美しさは萩原朔太郎にも影響を与えた。1934年、肺結核により看取る者もなく47歳で死去。死後、詩集『藍色の蟇(ひき)』(1936)、『蛇の花嫁』(1940)他が刊行された。
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