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文芸 対話放談 時事(田中宇、中島岳志、他) 講演
春日武彦・平川克美
春日武彦×平川克美「無意味でいいじゃないか。」2023年2月号
価格:¥550
人はどのように救われるのか、救われようとするのか
精神科医であり、作家でもある春日武彦さんと平川克美のシリーズ対談!
喫茶店の店主と作家でもある精神科医との日常の些細な「無意味」な出来事から、事件、災害、政変など社会や文化、文学など幅広い分野にわたる語り合い。今回は歌人の穂村弘さんが特別ゲストで登場!
テーマは「救い」
人はさまざまな不幸な出来事が起こるとき、その苦悩から逃れるために「救い」を求めます。
しかし「救い」と一言に言っても全ての人に共通し決まった救いがこの世にあるわけではありません。
その人自身の境遇、年齢、職業、立場などの諸条件、また宗教や医療、福祉など社会的で文化的な側面によってもその「救い」の意味は大きく変わってきます。その人自身にとっては奇跡的な問題の解決が救いの場合であっても、もしかすると長い時間を見れば解決しないことが救いだった場合もあるなど、人生が長く人間が複雑であるだけその「救い」の種類も多様です。
今回は短歌をはじめとして、評論、エッセイ、絵本、翻訳など、多岐にわたって活躍されている歌人・穂村弘さんをお招きし、さまざまな立場、角度から考えられる「救い」について語り合います。
・穂村弘『シンジケート』の衝撃
・短歌における二つの要素:伝統と定型
・身体を動かしはじめた父、通販で五万のダイヤを買う妻
・辛いことや失敗をネタにしてメタ化する
・生まれてから一日も不安じゃなかったことはない
・平川克美と春日武彦の出会い
・一度も不安になったことない精神科医には罹りたくない
・俵万智は一度も緊張したことがない?/不安と緊張の違い
・「もっと心を開けよ」と言われた飲み会
・さりげなさへの感動と、悩みへのSOSをいかに発するか
・平川克美がはじめてSOSを出したヒラキン事件
・文脈が破られる瞬間には、おそれとときめきが生まれる
・狂人はたやすく発見する
・不安を感じない人間に文学は必要?
・大義なしで物を書いている人
・ネガティブ・ケイパビリティが弱くなっている現代
などなど
喫茶店の店主と作家でもある精神科医との幅広い分野にわたる語り合いをぜひお楽しみください。
※ この番組は2023年2月11日に隣町珈琲にて収録しました。
《携帯電話・スマートフォン(iPhone、Xperia等)、通信機能内蔵タブレット(iPad、GALAPAGOS等)、通信機能内蔵音楽プレーヤー(iPodTouch等)等へは「ダウンロード及び保存」はできません。お手数ですがパソコンでダウンロード後、お手持ちのデバイスへ同期頂き、お楽しみください。》
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春日武彦(かすがたけひこ)
1951年京都府出身。一人っ子。日本医科大学卒。産婦人科医として6年勤めたあと、思うところあって精神科医に転向。大学病院、都立松沢病院精神科部長、都立墨東病院神経科部長、多摩中央病院院長などを経て現在は足立区の成仁病院で診療を続けている。甲殻類恐怖症。作家の藤枝静男と詩人のW.C.ウィリアムズを心の支えとしている。子供はなく、妻と二人暮らし。猫好き。
著書には『無意味なものと不気味なもの』(文藝春秋)、『幸福論』(講談社現代新書)、『援助者必携 はじめての精神科/題3版』(医学書院)、『猫と偶然』(作品社)、『鬱屈精神科医、占いにすがる』(河出文庫)、『奇想版・精神医学事典』(河出文庫)、『無意味とスカシカシパン』(青土社)、『猫コンプレックス、母コンプレックス』(イーストプレス/末井昭との往復書簡)等多数。
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平川克美(ひらかわかつみ)
思想家、哲学者、武道家であり同級生の内田樹、友人だった横山透らと1977年渋谷道玄坂に株式会社アーバン・トラストレーションを設立し、代表取締役となる。
99年にシリコンバレーのインキュベーションカンパニーであるBusiness Cafe,Inc.設立に参加し、00年ビジネスカフェジャパンを設立。上記2社を経て、これまでのビジネスパラダイムを打破するコミュニティビジネスとしてのリナックスカフェの構想に携わり、01年に株式会社リナックスカフェを設立。
2014年東京都品川区、荏原中延に喫茶店「隣町珈琲」を開店。老若男女が集える町の小さな喫茶店として、また地域の学びの拠点としてイベントを多数開催。
現在は隣町珈琲店主、文筆家、大学教授として幅広く活動する。
内田樹との往復書簡風エッセイ『東京ファイティングキッズ』など、幅広い交友関係を生かした共著作品多数。趣味の空手は五段の腕前であり、日本空手道松濤館辛夷会道場にて指導員も務める。
1950年、東京都生まれ。早稲田大学理工学部卒業。
[blog] http://www.radiodays.jp/blog/hirakawa/
[f] https://www.facebook.com/katsumi.hirakawa.9
[t] https://twitter.com/hirakawamaru
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穂村弘(ほむらひろし)
1962年、北海道生まれ。歌人。歌集『シンジケート』でデビュー。短歌をはじめとして、評論、エッセイ、絵本、翻訳などを手がける。著書に『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』『水中翼船炎上中』『ラインマーカーズ』『世界音痴』『蚊がいる』『鳥肌が』『野良猫を尊敬した日』『はじめての短歌』『短歌ください』他がある。
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