アーティストプロフィール

1943年、福島県郡山市生まれ。67年、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。在学中から生長の家学生会全国総連合に所属し、書記長として活動。政治活動の一方、格闘技にも打ち込み、合気道三段。現在は柔道も三段の腕前である。同大学大学院修士課程を中退して産経新聞社に入社。政治活動から一時離れていたが、70年の三島由紀夫事件に衝撃を受け退社。学生時代からの仲間である犬塚博英、四宮正貴、阿部勉らと新右翼団体「一水会」を創設し会長に就任した。99年、同会代表を退任。活動と思想は、同会結成当初は暴力的な行動右翼そのもののスタイルだったが、冷戦終結後から「宿敵・左翼の崩壊を危惧する」「左右の超越を訴える」といった独自の立ち位置を確立し、左右の友人と幅広い交流関係を持つ。旺盛な文筆活動、講演、討論、テレビ出演をこなし、月に30冊のノルマを自らに課す読書家でもある。主著に『闘うことの意味─プロレス、格闘技、そして人生』『夕刻のコペルニクス』『公安警察の手口』『愛国者は信用できるか』『「蟹工船」を読み解く』ほか多数。