初心者のための宗教学講座 第六回

第六回「神道」とはなにか？

宗教学者、僧侶、作家と様々な顔を持つ釈徹宗による連続セミナーついに最終回！
本講座では様々な宗教（または宗教的な生き方）を様々な角度から見ていきます。

第六回目は「神道について」
近年、政治とのかかわりが問題視されつつも再評価されている「神道」。今回は日本人の古層と密接にかかわる「神道」の原理原則や特徴について、また成功のカギをにぎる「ヒメヒコ制」とは！？、最終回もたっぷりお話いただきました。

・神道への近年の再評価について
・神道の源流と国の形成、中央政権化
・神道の特質、体系(儀礼祭祀、共同体を繋ぐ、祓い、言霊など)
・徹底的に悪い言葉を避けてきた神道における言霊
・神道の分類
・神の意味/世の常ならざるもの
・さまざまな神(天津神、国津神、祖霊など)
・非日常をもたらすためにやってくる来訪神/ヨリシロ
・それ自体を機能させている力である産霊
・仏教が入ってきても変わらなかった日本人の死生観
・三態の構造「ハレ・ケ・ケガレ」
・ケガレの種類「赤不浄・黒不浄」/ケガレを正しく理解すること
・あらゆる成功のカギを握る「ヒメヒコ制」
・地方から始まった神仏習合
・共同体をバインドするための神道の役割/氏・ムラ
・企業の信仰する神社/かつてのムラ共同体としての役割の企業
・市民宗教の必要性　等々

軽妙で優しい独特のトークが冴える釈徹宗の「初心者のための宗教学講座」、開講！

※ 本音源は2018年9月10日に隣町珈琲にて収録したものを編集しております。

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