古典落語
七段目
価格:¥733
芝居狂いがお店の二階で大熱演 (落語随談付き)
【あらすじ】
若旦那は芝居好きが高じてなにをするにも芝居がかり。父親に小言をいわれているときですら「そりゃわらわとて同じこと」と女形のセリフで応じ、ますます怒らせてしまいます。二階に押し込められてからも、ひとりで芝居をするものだからやかましくてたまりません。父親は定吉を二階にやってやめさせようとしますが、じつはこの定吉も大の芝居好きでした。芝居の話で意気投合したあげく、ついに若旦那にそそのかされて、ふたりで忠臣蔵の「七段目」をはじめてしまいました。芝居もクライマックスというところで、いよいよ若旦那は興奮し、定吉演じるお軽に対し、本当に刀を抜いてしまいます。
【聴きどころ】
落語と歌舞伎とは切っても切れない関係で、なかでも忠臣蔵を題材としたものにはこの「七段目」のほかにも「中村仲蔵」「四段目」などがあります。桂南喬師は噺の中で「七段目」を演じているふたりをさらに演じるという、いわば劇中劇を演じているわけで、これは芝居に通じていないとなかなかできないことです。しかし芝居を知っていないと楽しめない噺かというとさにあらず、芝居にまったく理解を示さない大旦那の視点をまじえたりして、芝居を知らない人でも十分楽しめる落語になっています。
【もうひと言】
忠臣蔵だけではなく、この落語にはたくさんの芝居のセリフが隠されています。「遅なわりしは拙者重々の誤り……」「常が常なら梶原が、にせ首もっちゃあ……」などなど、芝居好きの方ならあちこちにちりばめられた芝居のセリフのパロディーに、思わずニンマリさせられるに違いありません。
[収録:2007年9月11日 文鳥舎(東京・三鷹)]
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プロフィール
桂南喬
1947年、東京・中の出身。1963年、三代目三遊亭金馬に入門。65年、師匠の死で桂小南一門に移り、桂ゆたかを名乗る。66年、南笑として二ツ目昇進。77年、真打に昇進し、南喬となる。99年、芸術祭演芸部門大賞。得意なネタは「牛ほめ」「大工調べ」「そこつ長屋」など。自転車が趣味で三遊亭円窓、柳家つば女らと落車会を結成し、ツールド神鍋、ツールド沖縄、ツールド秩父に出場。アラスカでのツーリングが縁で、1993年アンカレッジで落語会を開催した。落語協会所属。本名は末吉豊比古。 出囃子は「吉原雀」。
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試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
七段目 |
桂南喬 | ¥733 |
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