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- ファイル容量
- MP3 42.0MB
- 時間
- 45分55秒
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古典落語
]
『お血脈』
落語家/桂平治
提供:株式会社ラジオカフェ
700円
- 地噺の楽しさ、満喫(落語随談付き)
-
【あらすじ】
その昔、天竺で仏教の修行をつんだ釈迦如来が、閻浮檀金(えんぶだごん・伝説上の美しい砂金)でできた小さな仏体となって日本に仏教を広めにきますが、日本は神の国だとして、仏教に反対する守屋の大臣に打ちたたかれ、阿弥陀が池に投げ込まれてしまいました。その後、本田善光という者がこの池のほとりを歩いていたところ、池の中から声をかけられ、この仏体を救い出して信州にお連れしたのが信濃の善光寺の始まりと言われています。さてその善光寺で江戸時代、浄財を収めて「お血脈の印」を額に押してもらうと、極楽に行けるという信仰が広がり、庶民の間でたいそうはやりました。ところがみな極楽にいってしまうので、困ったのが地獄です。亡者が入ってこないので、鬼達は困窮してしまいます。地獄では会議が開かれ、「見る目嗅ぐ鼻」という目端の利く鬼が「善光寺のお血脈の印を盗み出してはいかが」と提案して、釜風呂につかっていた石川五右衛門が呼び出されます。
【聴きどころ】
師匠の先代・桂文治師匠ゆずりの楽しい地噺。力のこもった地噺の間には身辺雑記のギャグを連発、脱線する瞬間の平治師匠の脱力ぶりがなんともおかしみを感じさせます。
【もうひと言】
「おびんずるさま」などでも有名な善光寺では、血脈の印を「御印文」と呼ぶそうです。「御印文頂戴」の儀式は、毎年1月7日~15日まで、現在でも行われています。15日には極楽浄土の入口に続くとされる西門が開かれる「東門開き」が行われます。(善光寺の西側の門は、すなわち極楽の東側の門、というわけです)
[収録:2007年11月9日 コア石響(東京・四谷)]