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古典落語

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ファイル容量
MP3 14.4MB
時間
15分48秒

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[  古典落語  ]

『転失気』

落語家/桂平治

提供:株式会社ラジオカフェ

500円

転失気(てんしき)とは、はて、何のことなのか?
 【あらすじ】
いつも知ったかぶりをして、どんなことでも「知らない」ということが言えない和尚さん。医者から「転失気(てんしき」)はありますか?」とたずねられたのですが、「転失気とは何のことですか?」と聞くことが出来ず、とっさに「転失気はございません」とこたえてしまいます。すると医者が「それならば、そのように薬を調合しておきましょう」と言い出しました。自分の身体に関わることですから、和尚も気が気ではないものの、今さら転失気が何なのか聞くわけにもいきません。そこで小坊主の珍念を呼び出し、医者に転失気の意味を聞いてこいと言います。医者から転失気とはおならのことだと教えられた珍念は、実は和尚も転失気の本当の意味を知らなかったことに気づきます。そこで一計を案じた珍念は和尚に「転失気とはお盃のことです」と教えたため、和尚は自慢の転失気を医者に披露することになり……。

【聴きどころ】
前座から真打ちまでやる噺ですが、意外にこういう前座噺の方が大ネタよりも演じるのが難しいと言います。噺の骨格がしっかりしているため、新たな工夫が付け加えにくいためでしょう。平治師は独自のフラを存分に発揮して、オリジナリティにあふれる一席に作り上げています。

【もうひと言】
落語の楽しみの一つは枕を楽しむこと。知ったかぶりの男を主人公にしたこの『転失気』という噺をする前に平治師は、ご自身の師匠である十代目桂文治の知ったかぶりの逸話を披露します。これがまた何とも言えず面白いエピソードです。

[収録:2008年6月5日 西新宿モノリスビル]

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