対話放談
戦後詩人論1
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解明! 現代詩が読まれなくなったワケ
ラジオデイズ一周年記念特別対談三連発イベントの第二部。
小説家の高橋源一郎さん、詩人の小池昌代さんを迎えての戦後詩人論の第一回。おふたりとも朗読に備え、どっさりと詩集をたずさえての登壇です。タイトルは戦後詩人論と銘打ってはありますが、戦後詩だけではツマラナイということで、対談は戦前・戦中の詩人からはじまって、順に戦後詩につなげていく構成で進むこととなります。
一説には「日本の小説家で一番、詩を読んでいる」といわれる高橋源一郎さん。その高橋さんが「日本文学史が変わるかもしれない大発見」と前置きをして語ったのが、どうして現代詩が読まれなくなってしまったのかという問題。中原中也、宮沢賢治、立原道造を例に引きながら解明して見せたその意外な理由は、小池さんと客席をおおいに沸かせることとなります。
つづいて「記憶に残る詩の名フレーズを教えてください」というリクエストに答えて高橋さんが紹介したのが、中原中也『帰郷』のなかの「あゝ おまへはなにをして来たのだと……/吹き来る風が私に云ふ」という一節。高橋さんの朗読が生演奏のBGMつきで披露されたところで、対談は戦後詩人論2へと続きます。
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高橋源一郎(たかはしげんいちろう)
小説家
横浜国大に入学後、全共闘運動に参加して逮捕。拘留中の東京拘置所で失語症を患い、そのリハビリとして小説執筆を始める。72年から横浜で肉体労働を10年続け、その間に大学は除籍中退となった。81年『さようなら、ギャングたち』で群像新人長編小説賞優秀賞を受賞、ポップ文学の旗手となる。88年『優雅で感傷的な日本野球』で三島賞を受賞。主な作品に『虹の彼方に』『ジョン・レノン対火星人』『文学がこんなにわかっていいかしら』『ゴーストバスターズ』『あ・だ・る・と』『日本文学盛衰史』など。競馬評論も手がけ、新聞にコラムを執筆、テレビ・ラジオの中継にも出演している。1951年、広島県生まれ。横浜国立大学経済学部除籍中退。05年より明治学院大学国際学部教授を務める。
Twitter:http://twitter.com/takagengen
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小池昌代(こいけまさよ)
詩人・小説家
法律系出版社に勤めながら詩を発表し、『永遠に来ないバス』で第15回現代詩花椿賞、2000年に『もっとも官能的な部屋』で高見順賞受賞。思索の深みと濃密で透明な語感から、現在最も注目されている詩人の一人。
エッセイ、小説も手がけ、01年に初のエッセイ集『屋上への誘惑』で講談社エッセイ賞受賞。小説では04年6月に日常を題材にした初の短篇集『感光生活』を刊行。
07年には、「タタド」(「新潮」06年9月号)で第33回川端康成文学賞、08年『ババ、バサラ、サラバ』で小野十三郎賞受賞。 その他の著作に『ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ』、絵本『かがやけ詩』1巻~5巻 『通勤電車でよむ詩集』 『生きのびろ、ことば』 『やさしい現代詩』、小説『転生回遊女』など多数。
立教大学文学科文芸・思想専修特任教授。
オフィシャルサイトhttp://www.neobreath.co.jp/koike/
Twitter ID:@koikemasayo
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平川克美(ひらかわかつみ)
文筆家 隣町珈琲店主 ラジオデイズ・プロデューサー
思想家、哲学者、武道家であり同級生の内田樹、友人だった横山透らと1977年渋谷道玄坂に株式会社アーバン・トラストレーションを設立し、代表取締役となる。
99年にシリコンバレーのインキュベーションカンパニーであるBusiness Cafe,Inc.設立に参加し、00年ビジネスカフェジャパンを設立。上記2社を経て、これまでのビジネスパラダイムを打破するコミュニティビジネスとしてのリナックスカフェの構想に携わり、01年に株式会社リナックスカフェを設立。
2014年東京都品川区、荏原中延に喫茶店「隣町珈琲」を開店。老若男女が集える町の小さな喫茶店として、また地域の学びの拠点としてイベントを多数開催。
現在は隣町珈琲店主、文筆家、大学教授として幅広く活動する。
内田樹との往復書簡風エッセイ『東京ファイティングキッズ』など、幅広い交友関係を生かした共著作品多数。趣味の空手は五段の腕前であり、日本空手道松濤館辛夷会道場にて指導員も務める。
1950年、東京都生まれ。早稲田大学理工学部卒業。
[blog] http://www.radiodays.jp/blog/hirakawa/
[f] https://www.facebook.com/katsumi.hirakawa.9
[t] https://twitter.com/hirakawamaru
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