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ラジオ番組「ラジオの街で逢いましょう」

第132回 あの名曲の原風景

第132回

2009年10月4日放送分

山上路夫/作詞家

聞き手:平川克美
アシスタント:五十川藍子

 喘息で寝たきりの思春期を過ごし、21歳で作詞家になることを決意した山上路夫さんは、これまでに数えきれないほどの流行歌やCMソングを手がけてきました。その言葉の世界が、私たちの心にここまで深く染み込んでいるのはなぜでしょう。
 「瀬戸の花嫁」を聴いた誰もが見たこともない段々畑をありありと思い浮かべ、「私鉄沿線」を聴いた誰もが、その舞台を身近な街になぞらえる不思議。番組では懐かしい山本コウタローの名曲「岬めぐり」をオンエアー。山上さんの言葉を通して、日本人は美しい原風景を共有してきたのです。

 プラスワンでは、名曲の創作秘話を次々に公開。モデルの店はここだという諸説が全国各地にある「学生街の喫茶店」。ロードムービー的情景が美しい「岬めぐり」。「翼をください」は、ヒットが終わった後も学生たちに歌い継がれています。あの「瀬戸の花嫁」が、経済成長で失われた日本の情景を歌うプロテスト・ソングだったという山上さんの告白にスタジオは驚愕します。
 時代を抱いた流行歌やCMソングに、身近で心を打つユートピアを描いてきた半生。山上さんの優しい詩情が、しみじみと伝わるトークをお楽しみください。

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