名場面と歴史から楽しむ『源氏物語』入門〜『源氏』はいかに読まれ続けてきたのか〜」第2回（セット）

安田登(能楽師) 渡辺祐真/スケザネ(書評家・文筆家) 榊原有美(俳優・SPAC)

価格：￥550

セット内容（単品の詳細・購入は商品名をクリック）

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	名場面と歴史から楽しむ『源氏物語』入門〜『源氏…	-
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第2回「「女官と読む『源氏物語』」

『源氏物語』が話題です。

2019年にはアーサー・ウェイリーによる英訳からの戻し訳（毬矢まりえ、森山恵訳、左右社）、2020年には新たな現代語訳(角田光代訳、河出書房新社)が相次いで刊行され、更に2024年の大河ドラマは『源氏物語』の著者である紫式部を主人公にした作品になることが発表されました。
そんなますます注目されていくこと間違いなしの大古典『源氏物語』について、様々な角度から語り合うイベントを全二回で開催します。

第二回は「女官と読む『源氏物語』」。『源氏物語』は、宮中で朗読や絵巻で読まれていた、女性による女性のための物語。でも、女性からすればひどい話も多い。

そんな話は、女官たちはツッコミを入れながら、読んでいたのではないか、そう想像して、女官役のゲストの方々をお呼びして、女官によるツッコミ読みを再現してみたいと思います。底本は同じくアーサー・ウェイリー訳です。

ツッコミを入れてくれる女官は以下の多彩な面々です。

足立真穂さん（編集者）
玉川奈々福さん（浪曲師）
鶴澤寛也さん（女流義太夫三味線）

そして、『源氏物語』アーサー・ウェイリー訳の訳者である、森山恵さん。

また、第一回と同じく渡辺祐真/スケザネさん、安田登さん、朗読の榊原有美さんも参加します。

『源氏物語』が好きな人には後世の受容という新しい観点が見つかるかもしれませんし、未読だけど『源氏物語』に興味があるという方には後代に語り継がれた代表的な巻を知ることのできる絶好の機会となるはずです。

ぜひお聞きください。

・源氏物語を突っ込みを入れて読んでみよう
・「帚木の巻」ー雨夜の品定めーを読む
・家政婦ではない女官の役割
・どのようにしてウェイリー版の翻訳版『源氏物語』はできたのか。
・「笑い」が組み込まれた源氏物語
・女に対する辛辣な紫式部の意地悪さ
・妄想が物語を駆動する源氏物語の巧みさ
・「葵の巻」を読む
・光源氏派？頭中将派？
・ダメンズだけど面倒を見る源氏の懐の深さ
・六条御息所とのなり初めが書かれてないのはなぜ？
・葵は光源氏が好きだったのか、光源氏は葵が好きだった中？
・「明石」を読む

などなど

※ 本音源は2022年6月23日に収録したものを編集しております。
※ 付属のPDFは音源と併せてご覧ください。

《携帯電話・スマートフォン（iPhone、Xperia等）、通信機能内蔵タブレット（iPad、GALAPAGOS等）、通信機能内蔵音楽プレーヤー（iPodTouch等）等へは「ダウンロード及び保存」はできません。お手数ですがパソコンでダウンロード後、お手持ちのデバイスへ同期頂き、お楽しみください。なお一部（聞く教科書・聞く聖書）DRM付きWMA音源がございますが、DRM対応の携帯音楽プレーヤー以外では再生できません。》

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安田登(やすだのぼる)

能楽師

1956年千葉県⽣まれ。下掛宝⽣流ワキ⽅能楽師。元ロルファー。
⾼校時代、⿇雀をきっかけに甲⾻⽂字と中国古代哲学への関⼼に⽬覚める。⾼校教師時代に能と出会う。ワキ⽅の重鎮、鏑⽊岑男師の謡に衝撃を受け、27歳で⼊⾨。
現在は、能楽師のワキ⽅として国内外を問わず活躍するかたわら、
『論語』などを学ぶ寺⼦屋「遊学塾」を東京を中⼼に全国各地で開催。⽇本と中国の古典の “⾝体性”を読み直す試みも継続。
能のメソッドを使った作品の創作、演出、出演も⾏なう。
隣町珈琲でも「論語と⾝体」「古事記から探る⽇本⼈の古層」シリーズなど連続講座を多数開催。

主な著作
『能に学ぶ身体技法』 (2005)
『身体感覚で「論語」を読みなおす。―古代中国の文字から』 (2009)
『身体能力を高める「和の所作」』 (2010)
『身体感覚で「芭蕉」を読みなおす。』(2012)
『体と心がラクになる「和」のウォーキング』(2012)
『不安や緊張を力に変える心身コントロール術』(2017)
『野の古典』（2020）
『見えないものを探す旅』（2021）
『三流のすすめ』（2021）
『古典を読んだら、悩みが消えた。』（2022）
『魔法のほね』（2022）
など多数。

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ラジオデイズ連続セミナー論語と身体第四回（全巻セット）	安田登	￥550
ラジオデイズ連続セミナー論語と身体第五回（全巻セット）	安田登	￥550

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渡辺祐真/スケザネ(わたなべすけざね)

書評家・文筆家

1992年生まれ。東京都出身。
東京のゲーム会社でシナリオライターとして勤務する傍ら、2021年から文筆家、書評家、書評系YouTuberとして活動。ラジオなどの各種メディア出演、トークイベント、書店でのブックフェアなども手掛ける。
毎日新聞文芸時評担当(2022年4月～)。編著に『季刊アンソロジスト』（田畑書店）など。初の著書『物語のカギ』（笠間書院）が7月28日に刊行。

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榊原有美(さかきばらゆうみ)

俳優・SPAC

7歳より子役として芸能活動を開始する。桐朋学園専攻科演劇専攻卒業後、1996年ク・ナウカシアターカンパニー入団。
現在は静岡県舞台芸術センター（SPAC）の主要メンバーとして国内海外さまざまな公演に出演。
変幻自在の語り口、高い集中力でコントロールされた身体表現に定評があり、すべての年齢層の人間、動物、神様まで幅広い役柄を演じている。
2019年より安田登率いるノボルーザ公演にも数多く出演。

国内外での主な出演作は『天守物語（亀姫）』『アンティゴネ（イスメネ）』『マハーバーラタ（帝釈天・蛇王）』『ギルガメシュ叙事詩（ウトナピシュティム）』『ペールギュント（オーセ）』など多数。

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