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ラジ街/ラジ街プラス1

ラジオの街で逢いましょう 第281回

小田嶋ラジオ 雑談力(全巻セット)

岡田憲治(専修大学法学部教授・政治学者) 小田嶋隆(コラムニスト)

価格:¥367

セット内容(単品の詳細・購入は商品名をクリック)

試聴 タイトル 価格

小田嶋ラジオ  雑談力(1/2)

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小田嶋ラジオ  雑談力 (2/2)

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ディフェンスする言葉

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我々は、いかにして言葉というものを獲得してきたのだろう。言葉の到達範囲から見るならば、幼い時は家族、小・中学生になるとクラスメート、高校生は恋人やクラブの先輩後輩たちにも広がり、大学生では様々な世界で言葉を使い、社会人となってそれぞれの社会で帰属と役割をあてがわれる。言葉の成熟度に従って、私たちは到達する、または到達できる距離を獲得していくと言ってもよい。つまり、時間と段階を経なければ言葉は育たないということだ。

ツイッターで「コンパなう」と書く。発信者がお酒を飲んでいることがわかる。さらに彼が未成年だと判明すれば、たちまち2ちゃんねるにスレッドが立つ時代。青年は未熟でいいはずなのに、だんだんと言葉を獲得していくはずなのに、その時の行為と言葉は全世界的に一生消えない。これが、現代の言葉である。

メディアやツールの多様化によって、はたして言葉も多様化し、変化したのだろうか。変化したとすれば、それは、怯えとその連鎖を含んでいると岡田さんは言う。ツイッターの言葉は、文脈から切り取られたままリツイートされ、波及する。そのことへの怯えが、ディフェンシブな言葉のモードを生んでいると小田嶋氏。

思想とは何か、毅然として世界にものを言うとはどういうことか。それは、人格をかけ、言葉に責任を取るということだ。しかし今、そのことに立ち向かえないくらいの、立ち向かえば全敗しかありえないほどの、不毛な試練が増大している。

プラスワンは、言葉を獲得するための雑談する力についてのふたりの雑談。「コミュ力」などという、うすっぺらいハウツーではなく、「地力」としての大人の技法、つまり、ちゃんと人と話し、ちゃんと書くこことのできる力を学生たちに説く岡田さん。ふたりの大学時代の雑談にまつわるエピソードを交えながら、青年が大人となっていく過程が論じられ、そしていつかテーマはデモクラシーへ。民主主義が成立するために、今の日本に必要とされることは何かを投げかける。

全編ユーモラスながら、上から目線な言葉をあえて投げ続ける岡田さんの言葉の直球。ぜひお聞きください。



〓〓〓 収録当日、Ust配信のアーカイブ(一部)です 〓〓〓

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岡田憲治(おかだけんじ)

専修大学法学部教授・政治学者

専修大学法学部教授・政治学者
1962年東京生まれ。
早稲田大学大学院博士課程修了。政治学博士。専門はデモクラシー思想の研究。最近刊は『デモクラシーは、仁義である』(角川書店)、その他『ええ、政治ですがそれが何か?』(明石書店)、『静かに「政治」の話を続けよう』(亜紀書房)、『働く大人の教養課程』(実務教育出版)、『言葉がたりないとサルになる』(亜紀書房)等。
最新刊『なぜリベラルは敗け続けるのか』(集英社インターナショナル)絶賛発売中!
過去に隣町珈琲、ラジオデイズにて講座「直球政治学講義」「政治学基本の『キ』」、平川克美との対談「路地裏政治学」など開催、配信中。

【ブログ】
https://note.mu/okadakenji?fbclid=IwAR2E4uK1fzB2eT4IPhA4r9noX-qV0paDfN95cvd8q4hX9cL1zZku9uQpkSg
【facebook】
https://www.facebook.com/Okadakenji
【Twitter】
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このアーティストの作品(全65件)

試聴 タイトル 出演者名 価格

岡田憲治

直球政治学講座 第一回

岡田憲治 ¥550

岡田憲治

直球政治学講座 第二回

岡田憲治 ¥550

岡田憲治

直球政治学講座 第三回

岡田憲治 ¥550

岡田憲治

直球政治学講座 第四回

岡田憲治 ¥550

岡田憲治

直球政治学講座 第五回

岡田憲治 ¥550

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小田嶋隆(おだじまたかし)

コラムニスト

1956年、東京都北区赤羽生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、味の素ゼネラルフーヅに入社したが数ヶ月で退社。その後小学校事務員見習い、ラジオ局AD、ロックバンド座付き作詞家、テクニカルライターなどの職を転々とする。
88年、コラム集『我が心はICにあらず』で人気を博してから、コンピュータ、テレビ、サッカーから学歴社会、憲法9条、資本主義まで、大小の事象に対し独自の極辛批評を展開。
現代社会への意地悪な視点と容赦ない分析力、それを爆笑とともに表現する圧倒的筆力で幅広い層の支持を集めている。
著書に『小田嶋隆のコラム道』(ミシマ社)、『地雷を踏む勇気』『もっと地雷を踏む勇気』(共に技術評論社)、『その「正義」があぶない。』『場末の文体論』『超・反知性主義入門』(共に日経BP社)、『友だちリクエストの返事が来ない午後』(太田出版)、『ポエムに万歳! 』(新潮文庫)、『「踊り場」日本論』(岡田憲治との共著、晶文社)『ザ、コラム』(晶文社)『上を向いてアルコール』(ミシマ社)などがある。


   

ブログ http://takoashi.air-nifty.com/
[t] https://jp.twitter.com/tako_ashi

このアーティストの作品(全190件)

試聴 タイトル 出演者名 価格

(2009年4月号 - Part1)

小田嶋隆のグラフィカルトーク17

小田嶋隆 ¥210

(2009年4月号 - Part2)

小田嶋隆のグラフィカルトーク18

小田嶋隆 ¥210

(2009年4月号 - Part3)

小田嶋隆のグラフィカルトーク19

小田嶋隆 ¥210

(2009年4月号 - Part4)

小田嶋隆のグラフィカルトーク20

小田嶋隆 ¥210

(2009年5月号 - Part1)

小田嶋隆のグラフィカルトーク21

小田嶋隆 ¥210

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